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ピアニストのピラティス

先日、いそいそとお客様のピアノコンサート

へ伺いました。

 

音大入学と同時にピラティスをはじめられて

来月から二回生となる可愛いお客様です。

 

はじめてお会いした時は腕や肩に沢山の置き針

を見て、ピアニストの過酷さに驚かされました。

 

ピアニストにとっても姿勢や重心が大切なのは

もちろんのことですが、鍵盤を奏でるためには

肩甲骨の可動域と肩関節の柔軟性、そこから

つながる肘・指先までの関節の連動性

そして上肢を支える体幹と下半身の安定が求められます。

 

繊細な音色も深い音色も、そのパフォーマンスは

全身のつながりを土台に生み出される。

ピアニストはもはやアスリートですね。

 

最後の演奏は、サン=サーンスの『白鳥』

 

透き通るようなピアノの旋律を聴いていると

この一年の彼女の歩みと様々な努力の軌跡が

思い出され、じーんと目頭が熱くなりました。

 

私も『ピラティスにできること』について

探求しつづけていきたいと思います。

 

素晴らしい時間をありがとうございました🦢